2017年12月30日土曜日

2017年の活動[えりも・日高編2]

2日目は「えりもの歴史を知ろう」ということで、郷土資料館からスタート。
えりも町という名称になったのは1970年。意外や最近なのだと知りました。それ以前は地域ごとに村名があり、現在の本町は「幌泉」だったんですね〜。



ここから浦河へ向かいます。
途中の様似町で「たこまんまかまぼこ」なるものを購入。「まんま」とはたこの卵巣で、海の風味が程よく感じられる新名物のようです。


そして「うらかわ優駿ビレッジAERU」へ。
言わずと知れた自然豊かなエリアで、馬とふれあうことができる日高らしい施設です。


このように目の前で馬を見ることができます。
馬って、目が可愛いんですよね。


続いては「浦河町の歴史」を学ぶため、郷土資料館へ。
縄文時代の装飾品や土器が出土していているとは初めて知りました。町の歴史って、かなり興味深いです。ネット徘徊だけでは知りえない情報が、現地にはたくさんあります。


こちらは人気のパン屋さん「ぱんぱかぱん」。
初日から松井代表が「浦河ではぱんぱかぱんに行く!」と宣言していましたが、ナビでも見つけられないという事態に。
国道から細い道を海側へ入っていくとようやく発見できました。


パンも美味しかったのですが、このいちごババロアも絶品。
御察しの通り、海側に設けられたテーブル席で、おじさん二人はババロアを堪能しました(笑)


旅程をFacebookにアップしながら移動しているのですが、いろいろな方からリアルタイムで有力情報が寄せられます。そこで昼食はここへ行くことに。
お蕎麦、美味しくいただきました。


ホテルへチェックインした後は、日高振興局へ。松井代表と旧知の得地さんをお訪ねしました。
私はお初でしたが、いろいろと興味深いお話を聞かせていただき、感謝です。
居酒屋さんでの宴でしたが、やっぱり産地のものは産地が美味しいですね。


この日の夜から雨が降り始め、「雨男パワー衰えず」とがっくり。
それでも3日目はなんとか小雨でとどまり、ゆっくりと札幌へ戻りました。

お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

2017年の活動[えりも・日高編1]

9月26日から28日にかけては、えりも・日高方面へ出向きました。
好天に恵まれ、まずはえりも町へ向かいます。ご夫婦で漁をされている佐藤瑠美さんにお会いするのが目的です。

こういう光景が広がると、日高にきたぞ〜!という気持ちが高ぶりますね。


途中、新冠町の道の駅に立ち寄りました。
北海道でピーマン生産量No.1のこの町、いつの間にかピーマン関連の商品がたくさん誕生していました。

中でもピーマンソフトは面白い。ほんのりとピーマンの風味が漂い、後味スッキリです。



ホロシリ牛乳もおすすめ。くせのない味です。


昼食場所を探そうとしたところ、松井代表がおもむろにカバンをあさり始め、出てきたのは「ランチ候補リスト」。さすが、食べ物には目がありません(笑)

リストの中から”浦河のソウルフード”とされる「かつめし」をいただくことに。


カツ丼ではありませんよ。かつめしです。
ボリューム満点、油っぽくなくて美味しくいただきました。


新ひだか町に差し掛かると、またもや松井代表から「ソフトクリーム食べましょう」と魔の囁き。聞けば「昆布ソフト」なるものがあるとか。う〜ん、食べないわけにはいきませんね。ナビでたどり着いたのはこのお店。


なるほど、確かに三石昆布の味がしっかりと。そしてスプーン代わりに硬めの昆布スティックが。
この辺りのお店は国道より海側にあり、店舗の裏は海岸になっています。パラソルとテーブルが設置されていて、海を見ながら味わえるんですよ! 

しかし・・・

おじさん二人で昆布ソフトをパクつく姿は、異様だったかもしれません(笑)


そうこうしているうちに到着しました、えりも町。
佐藤さんと挨拶もそこそこに、まずは漁協さんへ直行。ちょうど船も戻ってきて、水揚げされたツブの仕分け作業を見学できました。




一つ一つ丁寧に、人の手で仕分けされていきます。
地味な作業ですが、こうした工程のお陰で、私たちは粒ぞろいの(w)ツブを手に入れることができるのですね。


続いて向かったのは、襟裳岬。ここははずせませんね。
実は私(横山)、某観光雑誌のライターをしていた頃、最初にいただいた仕事が日高本線の旅でして、ここも訪れました。いや〜懐かしい。



風の館も健在。
風極の地と呼ばれるほど風の強いスポットで、それを観光資源にしています。


風の館のゆるキャラ「ウインディくん」。
私のニックネームは「インディ」。
まあ・・・こうなりますね(笑)


展望室の望遠鏡からはゼニガタアザラシが見えました。
保護色で岩礁に溶け込んでいますが、矢印の部分で日向ぼっこしています。


それにしても壮観。すごい地形ですね。



ここでおやつタイム。
佐藤さんがお知り合いの方からコロッケを入手してくださいました。
これがまた美味しい! ごちそうさまです。


続いては佐藤さんの船を見学。陸揚げされ、塗装作業中です。
陸で船を見るのも初めてながら、メンテナンス風景を見るのも初めて。
格好良いですね〜。



ここで宿にチェックインし、少し休憩。
沈みゆく夕日があまりにも綺麗で、幸せな気分になっちゃいました。


そして夜の部。
佐藤さんご夫妻に、漁協の方も参加され、いろいろなお話に花が咲きます。
食事はツブづくし!!!
刺身はもちろん、マリネとか煮付けとか。いや〜美味しい!!!



これはカスベの唐揚げ。
カスベって煮付けや煮こごりでしか食べたことありませんでしたが、これまた酒に合いますね。


まだまだ続きます。

2017年12月29日金曜日

2017年の活動[利尻編2]

少し雨も落ち着いてきたところで、尾形さんがおもむろに一言。
「船、乗ってみませんか?」

なんと! プロの仕事を間近で見るチャンス!
二つ返事で船の係留場所へ向かいます。


いざ海へ!
やはり松井代表には海が似合いますね(笑)


「この辺りが漁場です」と尾形さん。海から見る陸って、何か新鮮です。


先ほど自分たちも体験したように、水中眼鏡でウニを探し、慣れた手つきで網を操る尾形さん。あっという間に獲っていきます。
やっぱりプロはすごいです。


貴重な体験をさせていただいた後、ホテルにチェックインして休憩。
「夕食、楽しみにしていてくださいね」という尾形さんの言葉にウキウキしながら、お店へ向かいます。

そして!
待っていたのは!
ウニ!ウニ!ウニ!
美味しすぎる。もうしばらくウニいりません。
全部食べきれず、贅沢にも残してしまった我々に尾形さんが一言。
「残っても大丈夫。まだお楽しみが待っていますから」

え? なになに?


とにかく何もかもが新鮮で美味しくて、幸せ〜!
尾形さん、天才的な腕前です。そしてとにかくセンスが素晴らしい!


そうこうしている間に、他のお客さんの声が何気なく耳に入ってきます。
「尾形さん、昆布梅酒あります?」

我々、顔を見合わせて「ん? 昆布梅酒〜??」
即オーダーです。
国士無双コラボによる「利尻昆布梅酒」。これまた美味しい!



そして・・・出てきました。
ウニのアヒージョ!
なんだこれ〜〜〜〜!
こんな料理、食べたことがありません。酒によくあう絶妙な味付け。うまか〜〜〜!!


そんなこんなで利尻の夜は更けていきます。いや〜楽しかった、勉強になった!

視察3日目は昼過ぎのフェリーで稚内へ戻ります。
「食べて欲しいものがあります」という尾形さんのお誘いに、再びフェリーターミナル2FのTSUKI Cafeへ。

なんとラーメンでした。
これがまた、とんでもなく美味しい!

尾形さん、ご馳走様でした。そして大変お世話になりました!



稚内に到着後は、一路札幌へ。
残念ながら雨が降ったり止んだりの天候。途中、鹿とトレーラーの衝突現場にも出くわしましたが、無事に戻りました。

何度も繰り返しますが、産地へ足を運び、生産者さんと語ることはとても大切です。ネット通販が当たり前になっている中、メーカーの商品説明文をコピペしているだけの販売店がなんと多いことか。

北海道特産品こだわり隊として、生産者さんの思いとともに、自分たちの体験や感動をお伝えしていきたいと強く心に刻んだ視察旅行でした。


2017年の活動[利尻編1]

9月10日から12日にかけて、利尻島への視察旅行を敢行。最大の目的は奇才:尾形宗威さんにお会いすることでした。

初日は稚内で一泊。
私(横山)が毎年夏にお手伝いさせていただいているTEPPEN MUSIC PARTY実行委員の方々と再会し、ゆっくりと夕食です。ちなみに松井代表は、この時にいただいたトンカツを、未だに忘れられないようです(笑)

さて二日目はフェリーに乗って、一路利尻島へ。
稚内から鴛泊港までは約100分。天候が穏やかだったので、甲板から景色を眺めながら、あっという間に到着です。(写真は折り返しで出港していくフェリー)


鴛泊のフェリーターミナルに着くと、早速2Fへ。
ここには尾形さんが経営されているTSUKI Cafeがあります。
ポップな入り口がこちら。


店内からは鴛泊港を一望できます。なんとも良いムード。
松井代表も、すっかり海の男モードです。


挨拶もそこそこに、おじさんたちはスイーツで腹ごしらえ(笑)
いや、これが本当に美味しいんです。尾形さんの手にかかると、なんでも美味しくなってしまいます。



こちらは北海道特産品こだわり隊でも販売させていただいているチョコ昆布ブラウニー。柔らかなブラウニーと、噛み応えのある昆布がなんとも新しい食感を生み出します。


こちらもお馴染み、国士無双コラボによる酒粕ケーキ。


さらにスイーツ菓子類がいろいろありました。


TSUKI Cafe営業のピーク時間をすぎると、尾形さんが我々を案内してくださるとのこと。あいにく小雨がぱらついてきましたが、土砂降りにはなりませんでした。(すみません、私は超雨男です)

まずご案内いただいたのは、利尻「島の駅」海藻の里。
昔から厄介者だった「名もなき海藻」を、押し花ならぬ押し葉アートにしてしまった方々がいます。実は私は以前、このプロジェクトに少しだけ関わらせていただいたのですが、改めて利尻を訪れ、みなさんの努力がしっかりと開花していることに感銘を受けました。


物販コーナーには昆布をはじめ、特産品がいろいろあります。



奥のギャラリーには、押し葉作品もたくさん展示されています。



 続いてご案内いただいたのはここ。なんと、ウニ漁体験できてしまうスポットです。


体験料を支払って、体験ポイントへ。後ろ姿は尾形さん。


水中眼鏡でウニを探す松井代表。はじめは慣れなくて、「本当にいるの〜?」と探し回りましたが、尾形さんのアドバイスもいただきつつ、網を使ってトライ!


獲ったど〜!
松井代表と私、一人一個獲るのがやっとでしたが、こうした体験は、漁師さんの「値付け」の裏付けでもあります。貴重な体験をさせていただきました。


続いて向かったのはオタトマリ沼。天候が良ければ利尻富士を裏側から眺められるスポットで、お土産屋さん・休憩どころもあります。この日も観光バスが何台も並んでいました。


こちらがレストハウス。


尾形さんの知り合いの方が運営されているお店。ここがまた、美味しいものだらけで参りました。


ホタテやら、ホッケのかまぼこやら、あ〜幸せ!!


続いては写真スポット「白い恋人の丘」。
恋人よろしく写真を撮りましたが、おじさんだらけなのでアップしないでおきます w



もう色々と味わえたり体験できたりで、すでにお腹いっぱい(笑)
しかし、まだまだ続きます。




出店情報!

コロナ禍でどの業界も大変な事態に陥っています。 北海道特産品こだわり隊も例外ではなく、物産展関連は壊滅です。小規模で開催できても、試食が禁止されているため、非常に歯痒い思いです。 しかし! そうも言ってはいられません。 北海道内の美味しいものを、産地から直接お届けすること。 この...